鉄筋工事とは
鉄筋工事とは、建物の土台となる部分を作る工事のことです。建物や構造物を形作り、重量を支え、外部の衝撃を吸収し、倒壊やゆがみを最小限に防ぎ、地震などの自然災害にも耐えられるように、強固かつ柔軟に構築しなければなりません。人間においての「骨」と同じ役割です。
設計図から鉄筋の配置関係を把握し、資材を図面通りに組み立て、建物の強度や安全性を高める重要な役割を担っています。
あらゆる現場に対応できる株式会社大城工業の技術力
これまで大手ゼネコンの現場を含む大小さまざまな現場で培った経験を活かし、それぞれの現場に適した工法で高品質で安定した技術と安全をお届けします。施工品質の高さはもちろん、小規模な建物から高層ビル・商業施設・橋梁・トンネル・高速道路などの構造物まで鉄筋工事・軽量鉄骨の基礎工事などに幅広く対応できるのも強みです。もちろん、今の技術や仕上がり具合に満足せず、常に上を目指して現場ごとに丁寧に対応していますので、安心してお任せください。
人々の安全を守る”鉄筋”
鉄筋は、より安全な建物の建設に必要なパーツです。
建物の安全に大きくかかわるということは、普段の皆様の生活の安全にもかかわる部分といえます。建物には建物自身の自重によるひずみや歪み、経年での劣化、地震などの災害にも負けない耐久性が求められます。私たちの仕事は、より安全で安心できる快適な住空間を造ることにつながっていると考えています。
鉄筋工事の流れ
鉄筋工事は、建物の骨組みとなる「鉄筋」を組み立てる仕事になります。設計図から鉄筋の配置関係を把握し、資材を図面通りに組み立て、建物の強度や安全性を高める重要な役割を担っているため、鉄筋工が実際に行なう作業工程にはさまざまなものがあります。その一例を下記にてご紹介いたしますので参考までにご覧ください。
配筋
鉄筋を、施工図に従って組み上げていきます。この組み立て作業を「配筋」といいます。この配筋で建物の強度が決まるといっても過言ではありません。順序を間違ってしまうと、必要な鉄筋が入らなくなったり、建物の強度が下がってしまう可能性もあるため、実際の作業ではどんな順序で配筋していくのかも重要です。最終的には鉄筋が、地面に対してきれいに水平・垂直になっていなければなりません。配筋では、鉄筋1本1本について、きちんと水平・垂直になっているか確認しながら行います。
嵌合(かんごう)
嵌合(かんごう)とは、鉄筋を繋げる作業のことです。鉄筋工事では、鉄筋の配筋・組み立てを行う途中に必ず鉄筋を繋げる嵌合が行われています。鉄筋をつなぐ方法はいくつかあり、鉄筋工はその中で最適なものを選択して行っております。建物の強度に密に影響する作業なので手早いだけでなく、確実に行う必要があります。嵌合の出来もまた、建物の耐久性につながるため、重要な仕事の1つだと言えます。
結束
図面を見ながら、針金で鉄筋をかご状に編んでいくのが「結束」作業です。素早い手さばきで美しい出来栄えに仕上げる「熟練の技」を習得するのは簡単なことではありません。しかし、技術を習得しできるようになればなるほど、奥深い技術職としての面白さを実感できる部分でもあります。腕のいい職人ほど、水平垂直できれいに見栄え良くまとまります。
自主検査
自主検査とは、組み立てられた鉄筋を検査し、品質を維持する作業です。鉄筋はコンクリートに隠れ、最終的には見えなくなってしまいます。だからこそ一切妥協せず、隅々まで入念に検査し、安全性を確保します。組み立てられた鉄筋は、会社の製品です。 製造会社が自社の製品を検査し、品質を維持する事は、仕事をするうえで一番大切なことになります。